会員のみなさま

本年１月１日に発生した令和６年能登半島地震に対し、当商工会議所では日本商工会議所災害義援金へのご協力を呼びかけてまいりました。

呼びかけに応じていただきました当商工会議所役員・議員・会員のみなさまよりお預かりした義援金２,９９０,０００円を２月２９日、日本商工会議所を経由し、被災地商工会議所にお届けいたしました。
義援金は、被災地での事業者支援並びに地域経済復興・再生への取組みに活用させていただく予定です。

なお、３月１日以降に届いた義援金は、４月初め頃を目途に日本商工会議所経由で被災地商工会議所へお届けする予定です。

震災発生から２カ月が経過いたしましたが、被災事業所の事業再建・再開にはまだ多くの困難が立ちはだかっております。
地域経済の復旧・復興を担う商工会議所もまた甚大な被害を受け、役職員の中には未だ避難生活を強いられながらも、会員事業所からの相談対応にあたっているのが現状であります。

こうした状況から、日本商工会議所並びに各地商工会議所では、２月下旬より経営指導員を派遣し、現地での相談・支援業務を行っております。
平成７年の阪神・淡路大震災の際に各地から多大な支援を受けた当商工会議所からも経営指導員を派遣し、被災事業所からの要望に応じた支援を行います。

本格的な復旧・復興には多くの時間が必要であり、息の長い支援が必要となります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。

２０２４年３月
神戸商工会議所