No.64

2014-07-03

TIRE BOX

代表者
澁谷 洋介
創業
1978年
業種
自動車用タイヤ・ホイール部品等販売
住所
神戸市西区伊川谷町有瀬1500-1
電話
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お客の快適なカーライフの実現に向けて

オートスポーツを通じてお客の輪を広げる
現代表の父・澁谷茂樹さんが家業のタイヤ販売店で経験を積んだ後、1978年にカーディーラーや修理工場向けのタイヤ卸売りとして開業。その後、茂樹さんがJAF公認競技のジムカーナやラリー競技で腕を磨いていたこともあり、競技仲間が持ち込んだ車両のメンテナンスも手掛け始めた。確かな目利きと豊富な知識が評判となり、目の肥えたユーザー向けの専門店としての地位を確立した。

積極的な設備投資で店舗改革を推進
2007年、28歳で事業を引き継いだ澁谷洋介さんは、一気に店舗改革を推し進めた。かつて自動車部品や工具で溢れていた作業場を刷新。居心地の良い清潔な商談スペースを設け、家族連れや女性などの新たな客層を獲得。また、大口径に対応したタイヤ交換機などの最新設備を積極的に導入し、多種多様なタイヤの整備交換を可能にした。
「若年層の車離れや人口減少で需要は確実に減少していく。 長年培ってきた技術とノウハウを活かせる領域を拡大し、幅広い客層を受け入れられる体制づくりが必要」と語る。最近では、車両の歪みを検知する最新のアライメントテスターを導入。車両のバランスを整えることにより、タイヤの性能維持と長寿命化に取り組んでいる。

お客との対話をヒントに提案力でリピート率を高める
同店には専門知識を備えたタイヤアドバイザーが常駐しており、きめ細かな提案力が顧客リピート率を高めている。澁谷さんは「お客さまとの何気ない対話から多くのヒントを得ている。普段の生活スタイルや家族構成などを聞き取り、求められるタイヤの機能に置き換えられるのがプロ」と力を込める。 安全性や乗り心地の機能面に加え、燃費や耐久性などの将来的なコストを見据えた提案が喜ばれているという。
ネット販売の価格攻勢や大手量販店の資本力に晒されながらも、若き経営者はタイヤ専門店が果たすべき使命を明確に描いており、これからもお客とともに快適なカーライフの実現を追い求めていく。

(経営指導員 髙森良明)