No.75

2015-01-15

株式会社村真工務店

代表者
村上真一
創業
1961年
業種
一般建築業
住所
神戸市長田区二葉町7-1-35 村真ビル201号
電話
078-641-6165
ホームページ
http://www.h-sinso.com
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三世代にわたり選ばれる信頼と技術

◆子供のころの夢
 現社長の父・村上弘さんは、伯父が経営する工務店で大工修業を積んだ後、1961年に独立した。当時は第一次ベビーブームの最中で、一家庭の子どもの数が多く、まとまった部屋数が必要とされていた。そういった新築ブームを追い風に、弘さんの事業は順調に進展した。
 材木を運ぶ際にサイドカーの付いた“横付け自転車”を使う時代。そんな中、ワゴン車で颯爽と材木を運ぶ父の姿は、幼かった村上さんには成功した経営者の証に見え、小学校の卒業文集に「将来は自社の看板を掲げたビルを建てる」と夢を綴った。

◆心に刻まれた教え
 村上さんが短期大学の建築科を卒業した75年、弘さんは個人事業を法人化し、社名を村上さんの名前から一字取り、「(有)村真工務店」とした。村上さんは卒業後、他の会社で建築技術や設計などを学び、一級建築士の資格を取得して、82年に同社に入社した。

 入社後は弘さんから建築実務について多くを学んだ。特に、「家を建てるということは、お客さんが何を望んでいるかを聴き取り、現場で確認しながら一緒に作り上げていくものだ」という仕事に対する考え方は、今もなお大切にしている。

◆信頼を積み重ねていく
 付き合いの長い顧客は多いが、「なかでも施主、施主の子ども、孫と三世代にわたって新築の依頼を受けた時は、信頼されているという実感が湧き、とても嬉しく誇りに思う」と村上さん。特に、リフォーム工事は顧客が生活している中で作業を行うので、信頼が不可欠であることは言うまでもない。

 「どんな分野でも臨機応変に対応できる高い建築技術を持った職人がいることが信頼につながっている」と胸を張る。これからも顧客との絆を深めながら、地域の工務店としての発展が期待される。

(経営指導員 納田秀史)